こんにちは!ひつじです。
音大受験などで2声・4声の聴音ができることを求められることは結構ありますよね!
初めは多声部を聴き分けることは難しいと思います。(←私もそうでした)
今日は聴音の2声・4声の課題の解き方についてお話していきます!
聴音の単旋律の解き方も書いているのでこちらもご一緒にどうぞ↓
一緒に頑張りましょう‼
はじめに・・・
2声課題でも、4声課題でも共通していることは、当たり前ですが、複数の音を同時に聴き分けないといけないということです。
幼い頃からソルフェージュを習っていたり、特別な才能を持って生まれたラッキーな子は、2声だろうが4声だろうが、かたまりで音をききとれるそうです。
私は、当然そんな能力は兼ね備えていません。
そういった方は、かたまりでとるのではなく、1声部ずつ聞き取る方が効率的でミスが少なくなると思います。
2声課題
2声課題の場合、私の解き方の流れは以下のとおりです。
1回目 全体演奏→右手の拍頭を中心に取る
2回目 前半① →右手の音を取る
3回目 前半② →左手拍頭を中心に取る
4回目 全体演奏→左手の音取り・後半左手拍頭
5回目 後半① →左手の音を取る
6回目 後半② →音を取る
7回目 全体演奏→書けていないところを書く・見直し
密集課題か開離課題かによっても、難易度が若干変わる気がします。
私個人的感想としては、密集よりも開離の方が難しい?と思います。
初めのうちは、テノール・アルトなどの内声部が聞き取りにくいと思いますが、課題をとき終わったあとに歌う事によって、徐々に分かるようになってきます!
これ、本当に大事!
頭の中で音がならないときは聴き取れない!
と私は教わりました!
上記のような教本を使って正しい音程を取る練習をすることもおすすめです!
4声課題
4声課題の場合、私の解き方の流れは以下のとおりです。
2回目 ソプラノを取る
3回目 内声を取る(アルトorテノール)
4回目 内声を取る(アルトorテノール)
5回目 取れなかったところをよく聴く
6回目 見直し
これもやっぱり練習方法は歌うこと!
それから、和声を勉強していると聴き取れなくてもある程度答えられるようになります!
和音の進行、声部の導き方(声部連結)および配置の組み合わせを指す概念のこと!
ようは、「和音の繋がりの法則」
4声聴音で必要とされる和声知識はそんなに難しくなく、
独学でも勉強可能だと思うので、もしどうしても聴き取れない場合は和声知識の力に頼るのもアリです。
教材はこちら!赤い本を買ってください!
まとめ
いかがでしたか?
参考になったら嬉しいです。
また、単旋律の解き方の記事もあるので、向上心のある方はぜひこちらもご覧ください。
それから、聴音練習のおすすめサイトはこちら。
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